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歩いてカンティヨン醸造所(その4) [冒険の日々]

そうして、ぐるっと一周してきて、試飲させていただくことに。
まずは、シンプルなグースから。

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 う~む。。旨い!!!

実は、日本でこのグースを初めて飲んだ時、かな~り酸っぱくて、正直ビックリしたのだ。
でも、ここでこうしていただくと、やはり、旨い。

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2杯目は、ロゼか、ヴィネロン(マスカット)か?で、悩んでヴィネロンにする。
(ロゼは後日、日本で飲めた。)

 ファロはありますか?

と、聞いてみると、

 "I don't have・・・."

とのことで、今は作っていないってことかしらん?

 「ファロ」は、ランビックに砂糖とカラメルを入れて作るビールで、
 その発酵過程において、瓶が破裂する恐れがあり、
 輸出をしていないはずのビール。(3~4週間しか保たないらしい。)
 ※カンティヨン醸造所でのランビック醸造は10月~翌4月まで。
  その時期に来ないと、こちらのファロは飲めないのかも・・・。

と、このあたりで、ロワさんが見える。
この方がこの醸造所を義理のお父さんから継いだので、
今でもこのグースがいただけるのだ。

 感謝!

 ・・・でも、話しかける勇気なし。

私は、ロワさんのお顔だけを拝見して、

 あなたのことは存じ上げていますよ!ってな顔をする。(苦笑)

参考書によると、ロワさんが小さい頃などはお父様の考えで、
添加物が含まれた飲み物を子供に与えられないと、
グースを水で薄めて砂糖を混ぜたものを飲んでいたらしい。

 あ・・・。それは家でやってみよう。。
 (まだ、1本残ってるの。「プランタン銀座」で買ったやつ。)

さて。時刻はお昼過ぎ。ロワさんと御一家は団欒中。
そして、ここでもリンゴを齧ってる。
(ヨーロッパ人はいつでもリンゴを齧っている、ような気がする。)


私もお腹が空きました。そろそろ、お暇しよう~。

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コメント 4

Sanchai

こんにちは。カンティヨン醸造所といえば、唯一ブリュッセルに立ち寄れた機会に雨の中訪ねて行って、開いていなくてがっくりという経験をしたところです。ご紹介下さりありがとうございました。
by Sanchai (2009-08-06 09:20) 

かものはし

Dear Sanchai
 コメント&nice!、ありがとうございます。
 そうでしたか~。
 楽しみにされていらしたのに閉まっていたら・・・。
 心中お察しします。(日曜祝日はお休みのようですね。)
 つたない文章で大変恐縮ですが、
 雰囲気だけでもお伝えできれば幸いです。
by かものはし (2009-08-06 09:41) 

gon

ヨーロピアンは本当に果物を
リュックやらカバンの中から取り出して食べてますよね。
しかも袋とかには入ってナイのよね(^^;
by gon (2009-08-12 01:43) 

かものはし

Dear gon
 コメント&nice!、ありがとうございます。
 直ですか?さすがですねぇ~。
 日本でもたまにバナナをそのまま持ち歩いている人とか
 いますよね。(六本木とかではしょっちゅう。)
 短い道中で見かけただけでも、歩きながらはいつものことで、
 このタイミングで食べるの?っていうときとかにも
 ひょいっと食べてますよねぇ~。
 学校の子供を引率中に食べていた人もいました。
 人気はリンゴとバナナだと思うんですが、他にもあるんでしょうか?
by かものはし (2009-08-12 15:23) 

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