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歩いてカンティヨン醸造所(その1) [冒険の日々]

"Bruxelles-Midi"に着いて、まず、最初に歩いて向かったところ。
それは、「 Brasserie Cantillon Brouwerij 」。

 "Brasserie Cantillon"(仏)/"Brouwerij Cantillon"(蘭)、
 英語で書くと、"Cantillon Brewery"

日本語のガイドブックには、グース博物館と書いてありますが、
それはここ、「カンティヨン醸造所」のことです。
こちらで醸造されているのは、「 ランビック 」と呼ばれるビール。
ランビックは酸味の強い個性的な味のするビールで、
ブリュッセル近郊でのみ作られている伝統的なビールなんです。

 伝統と言うのは、どこの国でも同じですね。。

市内に35軒程あったランビックの醸造所は、次々と閉鎖され、
かろうじて残ったのが、ここ、「カンティヨン醸造所」なんだそうです。
創業は1900年。そして、

 "Brasserie Traditionnelle et Familiale"(仏)/"Traditionele en Familiale Brouwerij"(蘭)
 "Traditional Family-Run Brewery"(英)

つまり、今も代々ご家族で経営されていらっしゃいます。

     
     大きな地図で見る

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東京駅から歩いて10分弱くらいのところに、こんな歴史的な醸造所があったとしたら・・・。
ちょっと感動的ですよね。
日本橋のほうにならあるかな?っていう、まさにそんな感じなんです。

ベルギービール 」はありとあらゆる種類のものがあり、
その背景や歴史の話を始めてしまうと、
それはそれは深く長くとめどもない話になるので敢えて、割愛。

 お好きな方は既によくご存じでしょうし、
 そうでもない方の内、でも、ビールがお好きだという方は、
 この先、ご自分の人生において、
 どんなタイプのベルギービールに出会えるのかをお楽しみに。

甘いのも、苦いのも、アルコール度数が低い(5%)のも、高い(10%)のも。
どこでどんな風に醸造されたのかによって、様々です。

ベルギービール大全

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  • 作者: 三輪 一記
  • 出版社/メーカー: アートン
  • 発売日: 2006/12
  • メディア: 単行本

ボトルのデザインも可愛いものが多いので、見た目から入るってのも楽しいかと思います。

これ(↓)は、「カンティヨン醸造所」のグースという種類のビール。
新しいランビックと古いランビックを混ぜて作られています。
こちらは長期間の保存が可能なため、比較的手に入りやすい。


今年の3月くらいに、「 プランタン銀座 」の地下でも売ってました。

その他、修道院で作られているビールとか、


 あ、なんで修道院でビールを作っているかと言うと、
 まず、ワインはあの「最後の晩餐」でもお馴染みのように、神聖な飲み物とされていますよね。
 で、ビールは?と言うと、別名「液体のパン」とも言われ、
 パンはキリストの肉になり・・・と言うことで、修道院でも作られるようになったんだそう。
 中でも、トラピスト会の修道院で作られたものは、
 トラピストビールと言われています。(↑)のシメイもその1つですね。

以下、


とか、他にも有名なものはまだまだたっくさんあります。専用グラスも良いですよね~。

ちなみに、私自身が初めて飲んだベルギービールは、「ヒューガルデンホワイト」。
日本でももう有名ですよね。

 今回も載せたかったんですけど。。

ちょこっとだけ、変遷の勉強したので、敬意を表してやめときます。(笑)

 いつからだったか、忘れてしまいましたが、
 気が付いたら大好きになっていたベルギービール。

なので、わざわざベルギーに来たのはですね、
このビールを飲むためでもあるんです!

ということで、"my best3"の1位は、この、"bière"/"bier"/"beer"!!!

出かける前に、参考書としてこちらを(↓)通読。

ヨーロッパの首都 ベルギー美味しい旅 (Shotor Travel)

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  • 作者: 相原 恭子
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2008/11
  • メディア: 単行本

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コメント 4

snorita

kwakのことは私も昔書かせてもらいました。このグラス、ちょっと高いんですよ、だから、これで飲む時はパブに保証金はらうか、運転免許を預けるようになってました。
ほーんと、kwak!って、いい音がするんですよね。
by snorita (2009-08-11 01:34) 

かものはし

Dear snorita
 コメントありがとうございます。
 もちろん、覚えてますよ~。その記事のこと。
 上記のリンクは小さいほう300mlで¥3,000ですからね。。
 中身よりもグラスのほうが高そうです。
 "Brouwerij Bosteels"/「ボステールス醸造所」は、
 ブリュッセルとアントワープの中間にあるみたいです。
 行ってみたいですね~。
by かものはし (2009-08-11 13:38) 

gon

ブリュッセルのこんなとこに醸造所があったんですね〜
ビールに興味がないので、勿体ナイ生活をしてましたね(^^;
(飲めるのはクリークかフランボワーズくらいなので)
by gon (2009-08-12 01:39) 

かものはし

Dear gon
 コメント&nice!、ありがとうございます。
 今度は是非、行ってみてください~。歩いてすぐですし。
 ただ、グースはかなり酸味が強いビールなので、心して。(笑)
 「カンティヨン醸造所」ではクリークも造っていたはずです。
by かものはし (2009-08-12 12:04) 

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