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せめてもの"Victoria and Albert Museum"(その3) [冒険の日々]

というわけで、"free"には感動しつつも、観れば観るほど胃もたれ寸前。
写真なんて撮って良いよと言われたってね。。(撮れるかっ!!!)

 私自身も日本にいるときは、企画展のようなもので、
 ある意味、スポイルされたものを観慣れてきていたためか、完全に消化不良。。
 (と言うか、そういうことだったんだと、ここに来て気付かされました。)

いろんな意欲をごっそり削がれたあとは、無気力状態であちこち見て廻る羽目に。
当然、端折って端折って端折りまくってね・・・。

 ここは観光でちらっとなんて、決して覗いてはいけない、
 いけないと思います!(大真面目!!![ちっ(怒った顔)]
 (あ、結局、怒った・・・。)

それでも、やはり面白かったところは"Cast Courts"。
(行かれた他の皆さんも一様に書いていらっしゃいますよね。。)

 直訳すると「鋳造物の中庭」?

石膏とかで何かを作るときって、型を取って鋳造するものなので、
ここにあるものは、実物をもとにレプリカを造ったってことかと。
(・・・ってことはこの巨大なものを本当に型取りしたんだろうか???それが気になる。。)
こっちは"46a"の部屋。

           R0010673-15%.jpg

で、そのレプリカらしきものを作っているであろう現場的なところも展示。
こっちは"46b"の部屋。

 R0010675-10%.jpgR0010676-10%.jpg

"46b"なんて、それごと見せちゃうあたりがすんごく良いです。
本当、勉強のための美術館なんですね。(ダビデ像とか雑然と普通に置いてあったし。)

 当初、ここを訪れたときは、この部屋の目的を知らず観ていたため、
 本物を修復しているところなのかとか思っちゃいました!

でも、調べてみると、上記の通り、レプリカ。
で、やはりこれらは現物と同じサイズ、つまり、実物大なんだそうで(ひょ~。。)
中には既に本物が現存していないものもあるとかないとか・・・。
(つまり、ここに来ないと観られないものもあるってことよね。。)

そもそも、なんでこういった展示スペースを用意したかと言うとですね、

 なんと!!!

お金のない美大生でも、ここに来れば各国の名作を模写できる!
っていう趣旨からきているようなんですね。

 やはり、元々の志が違ってます。恐れ入りました。。

で、後日、もらってきていたパンフを見てみると、
"Cast Courts"の半分"46b"は"Reopens 2010"とあって、

 ありゃりゃ?本当に準備中なだけだった???

それってある意味、貴重なものを観てきたのかしらん???
タグ:イギリス
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chinnen

胃もたれ、わかります(汗)
イタリアでいうと、ウフッツィとかヴァチカンとか。
教科書に出てきたのは、おっ!となりますが、
絵とか彫刻はどうも苦手みたいです。
遺跡は好きなんですけどね。。。
by chinnen (2009-07-25 23:16) 

かものはし

Dear chinnen
 コメントありがとう~。そうなの、そうなの!!!
 イタリアも凄そうだよね~。なんか、分かる気がします。
by かものはし (2009-07-26 11:43) 

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