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フォンタナフレッダのスプマンテ [スパークリング・ワイン他]

昨年、クリスマスシーズンに入手できた、
Fontanafuredda(フォンタナフレッダ社) 」のアスティ・スプマンテ。

   ( リンク先参照 → 「 チンザノ社のアスティ・スプマンテ他 」 )


 あっ!ボトルの写真、撮ったのに上書きして消しちゃったっ!!!

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まぁ、しゃあないです。え~、もう一本はこちら。(右写真に該当。)


同じ、「Fontanafuredda(フォンタナフレッダ社)」のモスカート・ダスティという、
これまた「マスカット・ビアンコ種」を使用したスパークリング・ワイン。
スティルワインみたいなコルクで栓がしてあります。

 なんにしても、開かな~い。。[たらーっ(汗)]

               200903081522000.jpg

ここから格闘したり、諦めたり、冷蔵庫に入れ直したりすること約4時間。
・・・と、その間に、さっさと開いたアスティ・スプマンテでも飲みつつ、
このモスカート・ダスティ等について調べ物でもしましょう。

 あ、アスティ・スプマンテのお味は、「 CINZANO(チンザノ社) 」のに近い感じでしょうか。
 マスカットの香りがしっかりしています。言わば、原色系。
 でも、やはり、チンザノのとはまた少しだけ違うんですよね。。
 アルコール度数は7%です。

この、「Fontanafuredda(フォンタナフレッダ社)」も歴史あるワイナリーでして、
イタリア統一後の初代国王ヴィットリオ・エマヌエーレ2世の息子さんが始めたというワイナリー
であるとのこと。ここは王のワインと呼ばれている「バローロ」というワインが有名。


 やはり、王様クラスは高い・・・。敢え無く撃沈です。。

気を取り直し、HPにあるスパークリング・ワインのリストを観てみると、
この2本以外にも、「ミレッジマート アスティ・スプマンテ」
「プレミアム・ピノ スプマンテ」「エソルディオ」???等全部で9種類ほどありますでしょうか?


特筆すべきは、モスカート・ダスティ。
なんと、スパークリング・ワインではなく、
クラシックレンジのホワイトワインに分類されてます。
そもそもこの、モスカート・ダスティは、

シャンパーニュと世界のスパークリングワイン

シャンパーニュと世界のスパークリングワイン

  • 作者: スージー バリー
  • 出版社/メーカー: ランダムハウス講談社
  • 発売日: 2007/11/15
  • メディア: ハードカバー

によると、アスティ・スプマンテより格上に位置づけられているのだそう。
大手では生産されていないため、各生産者の個性が出ているとのことでした。
また、

名ソムリエの、ふだんワイン

名ソムリエの、ふだんワイン

  • 作者: 柳 忠之
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞社
  • 発売日: 2005/05/12
  • メディア: 単行本

にも、水口晃さんが、「ベラ・ヴィットリオ・エ・フィーリ」というところの
「モスカート・ダスティ2002」を紹介されていて、
栓を開けてもへたれないので抜栓後3日目くらいが一番美味しいと書いてありました。


・・・で、4時間後。

 200903081910000.jpg200903081912000.jpg

 くちょー!!!止む無くコルクを落とした・・・。

何枚写真を撮ったって拾えるもんでなし。。
昨年秋から数えて、こういうコルクを開けたのは5本目です。
下手っぴなのは自覚していたにせよ、落としたのが悔しい。。
(今までの4本はスティルワインで、スパークリング・ワインは今回初です。)

あ、これでも、普通のスパークリング・ワインのコルクを抜くのだけは男前に。
自画自賛だけど上手になりました。

 こわーい!開けて[黒ハート]

とか、ブリブリして言えないって感じです。はい。。
その代わり、このコルク。。

 うぅ・・・。悔しい。。

ただ、

 佐姫子さんのブログ → 「 モスカートダスティのお話

なんかを拝見しますと、このモスカート・ダスティのこのコルク、
大変曲者のようです。
冷蔵庫では横にして入れて置いたのですが、ご覧のとおり、この有様で。。
(しかも、2~3日筋肉痛になるおまけ付き。)

 次はソムリエナイフを購入するしかないか・・・。

あ、忘れちゃいけない、お味はとっても甘くて微炭酸。
アルコール度数も5%と控えめでかなりジュースに近い印象。

 だから(5%だと)、スパークリング・ワインとは言わないのかしら???

こちらはちょうど、そうですね。「 GANCIA(ガンチア社) 」っぽいと言うか、
色合いで表現すると「GANCIA(ガンチア社」のよりももっと淡い感じがします。

   ( リンク先参照 → 「 ガンチア社のアスティ・スプマンテ 」 )

これなら、普通のスパークリング・ワインは炭酸がキツくてね、
っていう方にもオススメできそう。氷を入れて飲んでも美味しかったですよ。
(それがまたお風呂上がりにぴったりでして・・・。)
今回、個人的に学んだことは、

 コルクの欠片を浮かべるくらいなら、潔く、そのコルクを諦める

ってこと。

しかし、同じぶどうを使って同じワイナリーが生産しても、大分違うものなんですね。
色々と勉強になりました。
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chinnen

どんどん深みにハマッてますね(笑)

イタリアの場合、他も多分そうかな・・・、
格付けが上だからって美味しいわけじゃありません。
あくまでも葡萄であったりとか地域、作り方の取り決めが多いだけです。


ソムリエナイフは、500円ぐらいのでもいいから買った方がいいですよ。

by chinnen (2009-03-15 22:25) 

かものはし

Dear chinnen
 そっか・・・。格上だから、とか、高額だからってのは、
 案外当てにならないものなのかもしれませんね。
 もちろん、個人の味覚の好みにもよると思いますし。
 はい・・・。そろそろ、買います、ちゃんとしたやつ。(苦笑)
by かものはし (2009-03-16 09:40) 

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