先々月あたり気になっていたこと(日経新聞編) [日常の一コマ]
本当に本当に今更なのですが、
1月後半から3月末にかけて読んだ新聞記事のうち、
気にかかっていた話題について、再び書いてみたいと思います。
尚、これは時系列ではありませんし、
新聞も毎日欠かさず読んでいたわけでもないので、
その辺り、どうぞご容赦ください。
1、屋久島のトイレ 処理費、登山客ら負担へ
世界遺産としてお馴染みの屋久島ですが、
年々増加している観光客が出すその排泄物処理にあたって
任意で一人¥500の協力金を求める、と記事にはありました。
これらの資金は、島内に設置されたトイレより、元々車では搬出できない排泄物を
人力で処理するための経費に充てられるとのこと。
但し、搬出されたものも、結局トイレの近くに埋めて処理しているのが現状だそうで
GWや夏休みは大量の排泄物により悪臭が発生し、
周囲の環境への悪影響が懸念されているんだそうです。
「あぁ・・・。ここでもか。」
これが、私の一番最初に思った感想です。
屋久島にはまだ行ったことはありませんが、実は今からちょうど12年前。
私は富士山頂の山小屋で1ヵ月半ほど住み込みのアルバイトをしていたことがありました。
頂上までご来光を拝みにこられる登山客の方に食べ物や飲み物を提供する仕事で
早朝5時前後が一番忙しく、暇なときは目の前で
雲が出来て下りていくのを一日中眺めて過ごしたりしていました。
宿泊客がいない日は夕方になると散歩に出たりもしました。
火口と観測所などをぐるっと廻って約1時間。
そこには毎日違えども壮大なことには変わりない景色が広がっています。
例えば、影富士と呼ばれるもの。
こちらは地球の影。全体像は写りませんが、黒く帯のように見えているものが地球の影です。
でも、こんな景色の裏にある問題。それは、やはりゴミ問題なのです。
富士山が未だ世界遺産に認定されていないのは、このゴミのせいだとも言われています。
せっかくの屋久島がゴミ問題で世界遺産登録取り消しなんてことにならないよう、
我々観光客一人一人が気をつけたいものです。
ちなみに富士山頂では、ラジオや地上派テレビは関東地方のものが入り、
夜空の星はその関東のネオン等の明かりのせいでか、実はあんまりよく見えません。
それで下のほうが曇っている日は、空気が綺麗だったような気がします。
●社団法人 屋久島観光協会
→ http://www1.ocn.ne.jp/~yakukan/
●富士山を世界遺産にする会議
→ http://www.mtfuji.or.jp/
2、英ヘンリー王子 アフガンの部隊で従軍
昨年末からタリバンとの戦闘地域に派遣されていたというヘンリー王子。
英メディアと政府間により報道協定を結んでいたため、
今まで公にされることはなかったんだそうですが、
にも関わらずネットを通じて、情報が漏れてしまったため、
止む無く、国防省が公表に追い込まれたとのこと。
この記事では、
「イラクへの派遣も決まったが、
イスラム過激派が殺害や誘拐を狙っていることが明らかになり中止された。」
という一文で締めくくられていましたが、
今現在、このニュースが原因で王子の派遣は既に打ち切られているとのこと。
これについては、色んな観点から議論をする余地がありそうですよね。
日本だとどうなんでしょう?
そもそも派遣されない、というか、派遣することすら思いも付かないといったところでしょうか。
3、お酒 憂さ晴らしに逆効果?
嫌なことを思い出した直後にアルコールを摂取すると、かえってその記憶が強められる
ということを東大松木則夫教授らがラットの実験で発見した、という記事。
これは、誰よりも我が母に伝えるべきであろうことかと思います。
彼女がいつまでも昔のことに固執し続けるのは、
そのお酒のせいなのかもしれません。(苦笑)
私は、と言うと、お酒を味わうことそのものが好きなので、
自棄酒ってあんまりしないかも。
仕事の愚痴をお酒で紛らわすってのも確かに昔はありましたが、
最近はもう、何年もないなぁ~・・・。
だって、結局何の解決にもならないんだもの。
せめて、そこくらいは健康な呑ん平でありたいと思います。
4、義足再利用、アフガンへ
再び、アフガンのお話。
それだけ義足が必要であるということは、
世界ではまだ戦争が無くなっていないということ、でもあります。
昔、義肢装具士を目指そうと思っていた頃、
「僕らはハイエナのように事が起こるのを待ち構えているようなもんだ。」
と、先生が言っていたのを思い出します。
確かにそれはそうかもしれないけれど・・・。
誰かが救いを求めているなら、それで何かしたいっていう気持ちなら。。
●アフガニスタン義肢装具支援の会
→ http://www.gisoku.com/
●地雷禁止国際キャンペーン(ICBL)
→ http://www.icbl.org/jp/
※最初、日本語によるページが表示され、上部にあるURLから本部サイトにリンク。
5、北秋田市 マタギ猟を疑似体験
これ、スノーシューに行く直前に読んだ記事ですね。
( リンク先参照 → 「 再び雪山へ(その1) 」 )
( リンク先参照 → 「 再び雪山へ(その2) 」 )
カンジキを履いて、巻き狩りシミュレーション。
但し、実際に銃を使った狩りをするわけではないようです。
(なんとなく残念・・・。ハハハ。)
●マタギ自然塾
→ http://explayer.net/mt/matagi/
●マタギの湯・打当温泉
→ http://www.akita21.com/matagi/
興味のある方は是非。ってまた、私だけか・・・。(苦笑)
ということで、今回はここまで。
そのほか気になったのは、読めない漢字や知らない言葉について。
例えば、「匍匐」とか、「かまびすしい」とか。
一つ目の「匍匐」は、
文の脈略から「ブドウ」ではないことは分かったけれども、
この二文字だけポンッと提示されたら、
迷わず「ブドウ」と答えてしまったかもしれないと思う。
二つ目の「かまびすしい」は、
「経済格差論がかまびすしい。」という文中で使われていました。
お恥ずかしながら、これだけではその格差論が今どういう状態なのか、皆目検討もつかない。
昨今の状況からすると、白熱しているという意味だろうか?
yahoo!辞書の「大辞林」によると
「うるさい。やかましい。さわがしい。」という意味だそうだ。
・・・勉強になりました。
ではまた。
1月後半から3月末にかけて読んだ新聞記事のうち、
気にかかっていた話題について、再び書いてみたいと思います。
尚、これは時系列ではありませんし、
新聞も毎日欠かさず読んでいたわけでもないので、
その辺り、どうぞご容赦ください。
1、屋久島のトイレ 処理費、登山客ら負担へ
世界遺産としてお馴染みの屋久島ですが、
年々増加している観光客が出すその排泄物処理にあたって
任意で一人¥500の協力金を求める、と記事にはありました。
これらの資金は、島内に設置されたトイレより、元々車では搬出できない排泄物を
人力で処理するための経費に充てられるとのこと。
但し、搬出されたものも、結局トイレの近くに埋めて処理しているのが現状だそうで
GWや夏休みは大量の排泄物により悪臭が発生し、
周囲の環境への悪影響が懸念されているんだそうです。
「あぁ・・・。ここでもか。」
これが、私の一番最初に思った感想です。
屋久島にはまだ行ったことはありませんが、実は今からちょうど12年前。
私は富士山頂の山小屋で1ヵ月半ほど住み込みのアルバイトをしていたことがありました。
頂上までご来光を拝みにこられる登山客の方に食べ物や飲み物を提供する仕事で
早朝5時前後が一番忙しく、暇なときは目の前で
雲が出来て下りていくのを一日中眺めて過ごしたりしていました。
宿泊客がいない日は夕方になると散歩に出たりもしました。
火口と観測所などをぐるっと廻って約1時間。
そこには毎日違えども壮大なことには変わりない景色が広がっています。
例えば、影富士と呼ばれるもの。
こちらは地球の影。全体像は写りませんが、黒く帯のように見えているものが地球の影です。
でも、こんな景色の裏にある問題。それは、やはりゴミ問題なのです。
富士山が未だ世界遺産に認定されていないのは、このゴミのせいだとも言われています。
せっかくの屋久島がゴミ問題で世界遺産登録取り消しなんてことにならないよう、
我々観光客一人一人が気をつけたいものです。
ちなみに富士山頂では、ラジオや地上派テレビは関東地方のものが入り、
夜空の星はその関東のネオン等の明かりのせいでか、実はあんまりよく見えません。
それで下のほうが曇っている日は、空気が綺麗だったような気がします。
●社団法人 屋久島観光協会
→ http://www1.ocn.ne.jp/~yakukan/
●富士山を世界遺産にする会議
→ http://www.mtfuji.or.jp/
2、英ヘンリー王子 アフガンの部隊で従軍
昨年末からタリバンとの戦闘地域に派遣されていたというヘンリー王子。
英メディアと政府間により報道協定を結んでいたため、
今まで公にされることはなかったんだそうですが、
にも関わらずネットを通じて、情報が漏れてしまったため、
止む無く、国防省が公表に追い込まれたとのこと。
この記事では、
「イラクへの派遣も決まったが、
イスラム過激派が殺害や誘拐を狙っていることが明らかになり中止された。」
という一文で締めくくられていましたが、
今現在、このニュースが原因で王子の派遣は既に打ち切られているとのこと。
これについては、色んな観点から議論をする余地がありそうですよね。
日本だとどうなんでしょう?
そもそも派遣されない、というか、派遣することすら思いも付かないといったところでしょうか。
3、お酒 憂さ晴らしに逆効果?
嫌なことを思い出した直後にアルコールを摂取すると、かえってその記憶が強められる
ということを東大松木則夫教授らがラットの実験で発見した、という記事。
これは、誰よりも我が母に伝えるべきであろうことかと思います。
彼女がいつまでも昔のことに固執し続けるのは、
そのお酒のせいなのかもしれません。(苦笑)
私は、と言うと、お酒を味わうことそのものが好きなので、
自棄酒ってあんまりしないかも。
仕事の愚痴をお酒で紛らわすってのも確かに昔はありましたが、
最近はもう、何年もないなぁ~・・・。
だって、結局何の解決にもならないんだもの。
せめて、そこくらいは健康な呑ん平でありたいと思います。
4、義足再利用、アフガンへ
再び、アフガンのお話。
それだけ義足が必要であるということは、
世界ではまだ戦争が無くなっていないということ、でもあります。
昔、義肢装具士を目指そうと思っていた頃、
「僕らはハイエナのように事が起こるのを待ち構えているようなもんだ。」
と、先生が言っていたのを思い出します。
確かにそれはそうかもしれないけれど・・・。
誰かが救いを求めているなら、それで何かしたいっていう気持ちなら。。
●アフガニスタン義肢装具支援の会
→ http://www.gisoku.com/
●地雷禁止国際キャンペーン(ICBL)
→ http://www.icbl.org/jp/
※最初、日本語によるページが表示され、上部にあるURLから本部サイトにリンク。
5、北秋田市 マタギ猟を疑似体験
これ、スノーシューに行く直前に読んだ記事ですね。
( リンク先参照 → 「 再び雪山へ(その1) 」 )
( リンク先参照 → 「 再び雪山へ(その2) 」 )
カンジキを履いて、巻き狩りシミュレーション。
但し、実際に銃を使った狩りをするわけではないようです。
(なんとなく残念・・・。ハハハ。)
●マタギ自然塾
→ http://explayer.net/mt/matagi/
●マタギの湯・打当温泉
→ http://www.akita21.com/matagi/
興味のある方は是非。ってまた、私だけか・・・。(苦笑)
ということで、今回はここまで。
そのほか気になったのは、読めない漢字や知らない言葉について。
例えば、「匍匐」とか、「かまびすしい」とか。
一つ目の「匍匐」は、
文の脈略から「ブドウ」ではないことは分かったけれども、
この二文字だけポンッと提示されたら、
迷わず「ブドウ」と答えてしまったかもしれないと思う。
二つ目の「かまびすしい」は、
「経済格差論がかまびすしい。」という文中で使われていました。
お恥ずかしながら、これだけではその格差論が今どういう状態なのか、皆目検討もつかない。
昨今の状況からすると、白熱しているという意味だろうか?
yahoo!辞書の「大辞林」によると
「うるさい。やかましい。さわがしい。」という意味だそうだ。
・・・勉強になりました。
ではまた。
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