同潤館(ヒルズはやっぱりヒルズでした。) [鑑賞ノススメ]
先日、展示会を観るために、「表参道ヒルズ」に行ってきました。
●「同潤会記憶アパートメント」展 vol.5
→ http://kioku.info/
会期は、2006.2.11~17
平日の午前中にも関わらず、人の数がすごい・・・。
みんな、何をしてるの?って、思ったけれども、私もそう思われてるんでしょうね。。。
私は病院に行く前に、寄ってみました。
もちろん私の目当てはこちら、同潤館!
新しい・・・。(泣)
しかも、ガラス張りのピカピカとした本館の脇に、何かとってつけたような感じが否めない同潤館。
これって・・・。。。
展示風景はこちら。許可を得て撮影させて頂きました。
そして、こちらは昔(大学生のとき)私が撮った、旧同潤会青山アパートの写真。
これを壊しちゃった・・・、と。
もう、何も言いますまい。。。
せっかくなので、「表参道ヒルズ」のほうにも寄ってみました。
回廊のようになっていて、下からぐるぐると上にのぼってくる造りで出来ています。
こちらの建物は、面白いとは思う。安藤忠雄氏の設計ですね。
混み混みで、写真を撮り直す時間もなく・・・。ブレていますが。。。
同潤館にも繋がっています。
で、個人的な見解をまとめると。。。
当たり前のことなのかもしれませんが、
「表参道ヒルズ」と「同潤会青山アパート」は全く別のもので、
さらに、この「同潤館」を見て昔を偲ぶというのは、私にはどうも違和感がありました。
そして、
「表参道ヒルズ」は、「ヒルズ」で。
「同潤会青山アパート」は、「昔のアパートのまま」で。
別々に存在していて欲しかったかなぁ~と。
そんなことを思うのは、私だけでしょうか?
とは言え、
<古い=良いもの>
<新しい=悪いもの>
とは思いません。そんな単純な話ではないはずです。
ただ、こういう新旧融合の未来はいたるところにやってくるのでしょう。
どうせならば、
『ブレードランナー』の世界観くらいにまで高めた、美しい未来がやってきますことを。
これでは、あまりに退廃的すぎる???(苦笑)
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