CDG空港から飛び立つの巻 [冒険の日々]
8日目。帰国の日。("Paris"16区からここに至るまでもまた追って。)
ホテルを12時近くにチェックアウトしたあと、一路、"Métro"と"RER B"で「CDG空港」へ。
フランスに来てからは、ずっと、"Ticket t+(Carnet de 10 tickets plein tarif)"
(10枚で€11,60。1枚€1.60より少し割安)を使っていたのだが、
さすがに空港までは行けないということは知っていたので、別途切符を買うことにした。
窓口で、
えっと、"Can you speak English?" --- "Non!"
出た!!!あの、有名な"Non!"だわ!(苦笑)
(ここは、"Do you~?"のほうが無難なんだろうけど、つい、"Can you~?"って言っちゃったしな。)
・・・ってな会話をしたあとで、必死に探す、空港の文字。
えっと、"Airport"は英語だから・・・、
"Aéroport"!
で、
(Aéroport Ch. de Gaulle)1 ou 2のどっち???
って訊かれちゃった。
あ~、実はそれ、知らないんですよね・・・。(今、この段階で!)
「 CATHAY PACHIFIC 」って、どのターミナルから出発するんだろう?
どういうわけだか、移動している最中に分かるんじゃないか?とか思ってて・・・。
(出たなっ!!!)
とりあえず、一番遠い、"(Aéroport Ch. de Gaulle)2"まで買う。
"RER B"には、"Paris Gare du Nord"で乗換え。
このとき、時刻は12時15分過ぎ。
あれ???飛行機って14時発なんだけど、間に合うっけ???
なんとなーく、不安がよぎるが、ひとまず、お腹が空いたので(朝も食べていなかった。)
駅の「 PAUL 」で、サンドイッチを買う。
モッツァレッラチーズの入った、バジルソースが超絶・美味な一品。
(写真を撮ったはずなんですが、焦ってたのか、消しちゃったみたい。)
を、どこで食べるか悩みつつ、
ホームでインスリンを打って、食べ始めると、電車が到着!
よく考えずに乗り込んで、発車後、ホームを振り返ると・・・。
あれ?スーツケースを持った人が乗っていないぞ!
(多分、これ、空港行かないね・・・。)
8日目ともなると、他の乗客を観察していれば、
言葉が分からなくても、大体の状況把握ができるようになってくるというもの。
たとえ、同じホームから発車する電車と言えども、
全てが同じ目的地行きというわけじゃないのだ。
(この辺は"London"で結構痛い目をみたので学習した。)
う~む。まずは、どこで分岐するか?を調べなきゃ。
その分岐する駅で降りれば良いわけだから・・・、ってんで、
車内の路線図をじっとみて、と、同時に駅に着くたび、駅名をチェック。
アナウンスはほぼ聞きとれない。
何って、言ってんの?
片手には食べかけの"PAUL"のサンドイッチ。
人目なんか気にせず食らいつく。
まぁ、落ち着け。まずはこれを食べよう。
・・・で、結局、最後の最後までよく分からないまま、
下りたほうが良さそうだという勘だけで、"Aulnay-sous-Bois"という駅で下りてみた。
結果・・・。
正解!
ここで、向かいのホームにくる電車が空港行きなのだと分かる。
おっしゃーーー!!!
(こういうのでまた妙な自信を持ってしまうので、本当、性質悪し。)
おまけに、これ!
そうそう!私はこれが見たかったのよ!!!
ってな感じですよ。
これで、キャセイのターミナルは"Aérogare 2"だと分かり、少しホッとした。
ここからは(確か)15分くらいで"Aéroport Ch. de Gaulle 2 TGV"に到着。
時刻は13時ジャスト。キャセイのカウンターはここから大分奥にあるらしい。
じゃあ・・・っていうんで、
走る・走る・走りましたよ。
念のため、チェックインだけは、
ホテルに備え付けてあったコイン式の"Internet Machine"みたいので、
済ませておいたので事なきを得て。
荷物を預け終わったとき、本当に、ホッとしました・・・。
(カウンターのお姉さんも英語で話してくれたし。)
良かったよぅ~。無事、日本に帰れそうです!まさにギリギリよ。。
また、"Aérogare 2"には、めぼしいものがなかった(気がする)ので、
やっぱり、あそこでサンドイッチを買っておいて良かったって感じ。
今、思い出しても、あのサンドイッチと言ったら!!!
私、この味は、生涯思い出の味"TOP10"にランクインすると思う。
サンドイッチ自体が美味しかったのはもちろんなんだけど、
これからもバタバタしていたことを同時に思い起こすでしょうから。
で、唯一、飛行機に乗る前にしたことは、そう。
売店で切手を買い、出しそびれていたポストカードを投函したこと。
これまた、私が「切手」という単語を知らないがために、
あれこれ身ぶり手ぶりと本を使い説明して、やっと手にした"timbre"/「切手」と、
ちなみに、20gまでのエアメールは€0.85の「 "Marianne et l'Europe" Violet 」1枚で。
ただ、こちらには€0.70の「 "Marianne et l'Europe" TVP Bleu 」しかなかったようで、
「2枚必要だよ!」と言われて2枚購入しています。(○○ちゃん、ご協力ありがとう!)
で、最後、売店のおじちゃんの、
「ドーモアリガトウゴザイマース!」
という日本語のレスポンスがすっごい身に染みた。。(良い人じゃ。)
そんなわけで、最後までバタバタでしたが、
小学生のときからの憧れだけで早20年経ってしまった渡欧(今回は旅行)の夢。
案外、近かった・・・ってのが、
何よりも一番の収穫物となりました。それと、いくら英語が話せないにしても、
(フランス語に比べれば)慣れているから安心するってのもまた、新鮮な驚きで。
案外、分かってるんじゃん!
みたいなね。
つまり、
話せることと理解することは全く別の次元の問題なのだ。
(子供と一緒ね。逆に同じ言語圏の大人同士でも意思疎通ができない人もいる。)
もちろん今回は、あちらこちらでそれはそれはたくさんの方々に
助けていただきました。
大体にして、犯罪らしい犯罪にも巻き込まれなかったしね。
こんな私でも受け入れてくれた(軽くいなされただけかもしれないけれど)ことが何よりも有難い!!!
私も日本に帰ったら、もっと、"foreigner"に優しくしよう!
(それは不慣れな日本人の方も含めてですね。)
と、いうことで、8日間、ありがとう、ヨーロッパ!!!
"Thank you Europe for 8 days!!!"(英)
"Merci l'Europe pour 8 jours!!!"(仏)
"Dank u Europa voor 8 dagen!!!"(蘭)
"Vielen Dank, dass Sie in Europa für 8 Tage!!!"(独)
そして、是非、日本へもお越しくださいませ!!!
"Please come to Japan!!!"(英)
"S'il vous plaît venir au Japon!!!"(仏)
"Kom naar Japan!!!"(蘭)
"Kommen Sie nach Japan!!!"(独)
ちなみに、やっぱり貰えなかったよ、フランス出国印。。
だって、入国印が無いんだもの、押しようがないわよね。。
今度は、それを貰いにフランス経由で来ようかしらん???
ホテルを12時近くにチェックアウトしたあと、一路、"Métro"と"RER B"で「CDG空港」へ。
フランスに来てからは、ずっと、"Ticket t+(Carnet de 10 tickets plein tarif)"
(10枚で€11,60。1枚€1.60より少し割安)を使っていたのだが、
さすがに空港までは行けないということは知っていたので、別途切符を買うことにした。
窓口で、
えっと、"Can you speak English?" --- "Non!"
出た!!!あの、有名な"Non!"だわ!(苦笑)
(ここは、"Do you~?"のほうが無難なんだろうけど、つい、"Can you~?"って言っちゃったしな。)
・・・ってな会話をしたあとで、必死に探す、空港の文字。
えっと、"Airport"は英語だから・・・、
"Aéroport"!
で、
(Aéroport Ch. de Gaulle)1 ou 2のどっち???
って訊かれちゃった。
あ~、実はそれ、知らないんですよね・・・。(今、この段階で!)
「 CATHAY PACHIFIC 」って、どのターミナルから出発するんだろう?
どういうわけだか、移動している最中に分かるんじゃないか?とか思ってて・・・。
(出たなっ!!!)
とりあえず、一番遠い、"(Aéroport Ch. de Gaulle)2"まで買う。
"RER B"には、"Paris Gare du Nord"で乗換え。
このとき、時刻は12時15分過ぎ。
あれ???飛行機って14時発なんだけど、間に合うっけ???
なんとなーく、不安がよぎるが、ひとまず、お腹が空いたので(朝も食べていなかった。)
駅の「 PAUL 」で、サンドイッチを買う。
モッツァレッラチーズの入った、バジルソースが超絶・美味な一品。
(写真を撮ったはずなんですが、焦ってたのか、消しちゃったみたい。)
を、どこで食べるか悩みつつ、
ホームでインスリンを打って、食べ始めると、電車が到着!
よく考えずに乗り込んで、発車後、ホームを振り返ると・・・。
あれ?スーツケースを持った人が乗っていないぞ!
(多分、これ、空港行かないね・・・。)
8日目ともなると、他の乗客を観察していれば、
言葉が分からなくても、大体の状況把握ができるようになってくるというもの。
たとえ、同じホームから発車する電車と言えども、
全てが同じ目的地行きというわけじゃないのだ。
(この辺は"London"で結構痛い目をみたので学習した。)
う~む。まずは、どこで分岐するか?を調べなきゃ。
その分岐する駅で降りれば良いわけだから・・・、ってんで、
車内の路線図をじっとみて、と、同時に駅に着くたび、駅名をチェック。
アナウンスはほぼ聞きとれない。
何って、言ってんの?
片手には食べかけの"PAUL"のサンドイッチ。
人目なんか気にせず食らいつく。
まぁ、落ち着け。まずはこれを食べよう。
・・・で、結局、最後の最後までよく分からないまま、
下りたほうが良さそうだという勘だけで、"Aulnay-sous-Bois"という駅で下りてみた。
結果・・・。
正解!
ここで、向かいのホームにくる電車が空港行きなのだと分かる。
おっしゃーーー!!!
(こういうのでまた妙な自信を持ってしまうので、本当、性質悪し。)
おまけに、これ!
そうそう!私はこれが見たかったのよ!!!
ってな感じですよ。
これで、キャセイのターミナルは"Aérogare 2"だと分かり、少しホッとした。
ここからは(確か)15分くらいで"Aéroport Ch. de Gaulle 2 TGV"に到着。
時刻は13時ジャスト。キャセイのカウンターはここから大分奥にあるらしい。
じゃあ・・・っていうんで、
走る・走る・走りましたよ。
念のため、チェックインだけは、
ホテルに備え付けてあったコイン式の"Internet Machine"みたいので、
済ませておいたので事なきを得て。
荷物を預け終わったとき、本当に、ホッとしました・・・。
(カウンターのお姉さんも英語で話してくれたし。)
良かったよぅ~。無事、日本に帰れそうです!まさにギリギリよ。。
また、"Aérogare 2"には、めぼしいものがなかった(気がする)ので、
やっぱり、あそこでサンドイッチを買っておいて良かったって感じ。
今、思い出しても、あのサンドイッチと言ったら!!!
私、この味は、生涯思い出の味"TOP10"にランクインすると思う。
サンドイッチ自体が美味しかったのはもちろんなんだけど、
これからもバタバタしていたことを同時に思い起こすでしょうから。
で、唯一、飛行機に乗る前にしたことは、そう。
売店で切手を買い、出しそびれていたポストカードを投函したこと。
これまた、私が「切手」という単語を知らないがために、
あれこれ身ぶり手ぶりと本を使い説明して、やっと手にした"timbre"/「切手」と、
ちなみに、20gまでのエアメールは€0.85の「 "Marianne et l'Europe" Violet 」1枚で。
ただ、こちらには€0.70の「 "Marianne et l'Europe" TVP Bleu 」しかなかったようで、
「2枚必要だよ!」と言われて2枚購入しています。(○○ちゃん、ご協力ありがとう!)
で、最後、売店のおじちゃんの、
「ドーモアリガトウゴザイマース!」
という日本語のレスポンスがすっごい身に染みた。。(良い人じゃ。)
そんなわけで、最後までバタバタでしたが、
小学生のときからの憧れだけで早20年経ってしまった渡欧(今回は旅行)の夢。
案外、近かった・・・ってのが、
何よりも一番の収穫物となりました。それと、いくら英語が話せないにしても、
(フランス語に比べれば)慣れているから安心するってのもまた、新鮮な驚きで。
案外、分かってるんじゃん!
みたいなね。
つまり、
話せることと理解することは全く別の次元の問題なのだ。
(子供と一緒ね。逆に同じ言語圏の大人同士でも意思疎通ができない人もいる。)
もちろん今回は、あちらこちらでそれはそれはたくさんの方々に
助けていただきました。
大体にして、犯罪らしい犯罪にも巻き込まれなかったしね。
こんな私でも受け入れてくれた(軽くいなされただけかもしれないけれど)ことが何よりも有難い!!!
私も日本に帰ったら、もっと、"foreigner"に優しくしよう!
(それは不慣れな日本人の方も含めてですね。)
と、いうことで、8日間、ありがとう、ヨーロッパ!!!
"Thank you Europe for 8 days!!!"(英)
"Merci l'Europe pour 8 jours!!!"(仏)
"Dank u Europa voor 8 dagen!!!"(蘭)
"Vielen Dank, dass Sie in Europa für 8 Tage!!!"(独)
そして、是非、日本へもお越しくださいませ!!!
"Please come to Japan!!!"(英)
"S'il vous plaît venir au Japon!!!"(仏)
"Kom naar Japan!!!"(蘭)
"Kommen Sie nach Japan!!!"(独)
ちなみに、やっぱり貰えなかったよ、フランス出国印。。
だって、入国印が無いんだもの、押しようがないわよね。。
今度は、それを貰いにフランス経由で来ようかしらん???
シャルルドゴールではしるかものはしさん。
空港で何かを探している自分、世界の中の迷子ってかんじで、
心細いながらもちょっと気持ちがいいなと、ときどき思ったりします。
by snorita (2009-08-29 12:48)
Dear snorita
コメント&nice!、ありがとうございます。
世界の迷子ですか~、確かに。言葉が不自由だと余計ですね。
でも、そこまでくると覚悟も決まるというか、
なんとかしてみせようとか思っちゃうあたりは、
おっしゃる通り、気持ちが良いかもですね~。
by かものはし (2009-08-29 22:49)
そうそう、CDG空港わかりにくい。
ってか、案内がないだけなのか調べてないのが悪いのか、
ボクも行けばわかるやろうと行ってみたものの、行ってもわからず、
インフォメーションみたいなのもなかなか無くて、結局間違ってて、
めっちゃアウェーな感じで、中山美穂と辻仁成が再会したロマンティックさは微塵も感じませんでした。
by chinnen (2009-08-30 12:49)
Dear chinnen
そうそう!めっちゃくっちゃアウェーでしたね!
(そう言えば良かったのか!)
chinnenさんでも迷うなら私が迷うのは当然だわ。。
奇しくも、空港内を走りながら私も同じことを思ってましたが、
今思えば、あの疎外感がより、二人を結びつけたのかも。
なんて。
by かものはし (2009-08-30 20:20)
そうそう!この切手ですよー。
私は一人でフランスに行ったとき、
帰りは日本人がチェックインまで送ってくれるサービスを
利用しました。乗り遅れってのが一番怖かったので。
by 万葉 (2009-08-31 10:17)
Dear 万葉
えっ!そんなサービスがあるの???バスかな?
でも、本当、そういうのを利用しないと、だよねぇ・・・。
たまたま、何とかなっちゃってる風だから笑えることもあるけど、
ねぇ~。・・・とかって、ちょびっと反省しつつ、
実は私、このスリリングさが好きなだけなのかもしれません。
帰ってこられないなら、それもまた良し。
私のせいじゃないさ!みたいな・・・。あっ、すいません。。。
そもそも、CDG空港は皆さん、分かりにくいみたいだよね。
(EUマスターも、乗り間違えそうになっていたみたいだし。)
http://desplechin.exblog.jp/10978770/
lordanthonyさん、勝手にリンクしちゃってごめんなさい・・・。
by かものはし (2009-08-31 12:37)
無事、帰国便に乗れてよかったですね。
それにしても、度胸と根性で乗り切った8日間って感じでしたネ(^^)
ヨーロッパは、意外と近いですよ〜。
最近はインターネットの普及で、益々それを感じます。
是非また、飛んでくださいませ!
by gon (2009-09-03 01:54)
Dear gon
コメント&nice!、ありがとうございます。
そうですね~。気合いと根性、あとは出たとこ勝負!な旅でした。
はい。。色々行ってみたいと思います。
(最近はそればっかり考えちゃってます。)
by かものはし (2009-09-03 12:27)