富士下山後の話（その３）：つらつらと・・・：SSブログ

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富士下山後の話（その２）｜好きだっていう気持ちに理由なんてない【P.. ブログトップ

富士下山後の話（その３）　[冒険の日々] [編集]

前回の続き。

タクシー運転手、後藤さんのご自宅（忍野村）に立ち寄らせていただき、
初対面にも関わらず、お姉さんと妹さんと団らんなんてしてしまった後。
今度は、河口湖近くまで移動すると、
さっき食べたばかりだと言うのに、後藤さんが「ほうとう」を食べようとおっしゃる。

　ええい！もう、夕飯替わりだ！
　（時刻は15時頃のお話。）

と、決め込んでいただいた「かぼちゃほうとう」。
美味しかったけど同時に苦しい～。
そんなに甘くないと噂の（他のお客さんがそう話してた。）
「あずきほうとう」のほうが良かったかもな・・・。

　　　　　　　　　

　どちらにせよ、山中湖の近くのお店のほうが美味しいそうです。。

その後、行きたい所はあるのか？と訊いてくださるので、
ここは素直に、「富岳風穴・鳴沢氷穴」に行きたいと伝えると、
よっしゃ！とばかりに連れて行ってくださったのだが、
渋滞に巻き込まれ、敢え無く断念。。

　前日に事件もあったばかりだし、多分、行かないほうが良かったんだろう。

風穴・氷穴のある青木ヶ原樹海近辺は、霊感の強い人が行くと身体が熱くなるらしい。
だから、樹海にはお清めの用の塩を持ってから行ったほうが良い、とは後藤さん。

　次回は必ずそうします。

その後、河口湖へ行き、天上山の「カチカチ山ロープウェー」へ。

　

なぜ、ここ、天上山が「カチカチ山」なのかというと、
太宰治の「お伽草紙」のなかに収録されている「かちかち山」の冒頭に、
　
　これは甲州、富士五湖の一つの河口湖畔、いまの船津の裏山あたりで・・・

とあり、「船津の裏山＝天上山」、だからだそうです。

太宰の「かちかち山」は、
みんなの知っているあの民話をモチーフにして書かれた作品で、
うさぎとたぬきを人間に置き換えて描かれているようです。

　悩めるうさぎ。なるほどね・・・。

また、ここから河口湖の中央あたりに鵜の島が見えました。
こないだ読んだ本に「フジヤマの祈り」という話が載っていて、
その島も気になるスポットの一つ、なんですよね～。
（一般には上陸できないはずの場所ではあるのですが。）

そうこうしていると、帰りの高速バスの時間になり、
最後は河口湖駅まで送っていただきました。

ここまで来ると、私自身、親戚のところへ遊びにきた姪っ子みたいな感じになる。

　今度は友達を連れて家に泊まりにおいで！

とまで言っていただき、後藤さん、一日中、ありがとうございました！
（※写真はバスから見えた富士山です。）

　　　　　　　　　　　　　　　

確かに、他にもまだまだ観ておきたい場所、行っておきたい場所が多数あり、
本当にしばらく通うことになるかもです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～Fin～

◎その後、友人は・・・。

　「はとバス」で富士山登頂を目指していた友人は、
　無事、登頂達成！＆御来光も見られたそうです。
　良かった～！私も嬉しいです。

　ここ数日間は、御来光が見られない日が続いていたようでしたので、
　実は内心、気が気ではありませんでした。

　また、山頂では「扇屋」の皆さんによくしていただいたと
　いたく感激しておりました。私からも御礼申し上げます。

　ありがとうございました！！！

追記：参考図書