ちょっと奥久慈まで

一昨日の朝早く、家族と一緒に茨城県の「 奥久慈 」まで出かけた。
私は当初、あまり乗り気ではなかったのだが、
言われるがままに着いて行ったところ、
これが思いのほか、良い日帰り旅行となった。

高速道路を下りると、そこにはまさに、日本の原風景と呼ぶべき景色が広がり、
ススキの広がる平野、軒下のつるし柿、山間に佇む古い家屋、枯葉の燃える焚き火の匂い。
そういったものを思わず、後部座席から身を乗り出して、眺めた。

　「日本って、もしかして秋が一番綺麗なのでは？」

そんなことをふと思いつつ、たどり着いたのは、
日本三名瀑の一つとも言われる「 袋田の滝 」。
三名瀑とは知らずに行き、
こんな滝を観たのは小学校の修学旅行中に観た「華厳の滝」以来だと
母に漏らした感想は、なるほど的を射ていたのだろう。
そして、ここは温泉地としても有名なためか、町並みが良し。
滝周辺の土産物屋さんや、食べ物がこれまた良い。
月並みだが「あゆの塩焼き」がめちゃめちゃ美味でした。
みんな買うからか回転が良く、常に焼きたてを食べられるからかもしれない。

私はすっかりこの袋田の滝＆周辺が気に入ってしまい、また来ようと決心。
次は「 昔屋 」あたりで食事などをしてみたい。

ところで、茨城県の特産物のイメージってどうです？
私も水戸納豆以外、取り立てて思いつかなかないほうでしたが、
実際行ってみると、
「 こんにゃく 」、ゆば、柿、りんご、「 そば 」、「 軍鶏 」etc・・・。
まぁ、豊富なこと。しかも、どれも美味しい。

真冬にはもう少し北上して、あんこうも食べられる！
・・・と言うわけで、滝が凍ったころにはまた行ってしまうことでしょう。
　　　（ リンク先参照 → 「 あんこう鍋と天心先生 」 ）
　　　※但し、袋田の滝には寄れませんでした。

それともう一つ。

滝へ行く途中、「 竜神峡 」というところに立ち寄り、
「 慈久庵 」というところでおそばをいただいた。
元々東京都杉並区でお蕎麦屋さんを経営されていたご主人が
店をたたんで、こちらに出店したというお店。
建物もかなり凝っていて、ゆっくり呑んだり、食べたりするのに最高。

・・・だが、OPENは、11:30～14:30と大変短く、
非常に混んでいたので、あんまり満喫出来なかったのが残念。
これでは魅力半減ですね。。平日とかなら空いているのかしらん・・・。

まぁ、それでも覚悟して行ってみる価値はあると思います。

●昔屋
　→　http://homepage3.nifty.com/fukuroda-mukashiya/
●慈久庵
　→　http://www.jikyuan.co.jp/

他にも、日帰り温泉なんてのもあって、なかなか良い旅でした。
ここも食事が美味でした。感謝。。

●袋田温泉 関所の湯
　→　http://www.fukuroda-foods.com/hotspring/index.html

※ところで、珍しく写真がないのはカメラが壊れたため。
年始のiPod然り、今年は電化製品がよく壊れます。