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-用を容れるかたち- [知人の作品発表会]

「知人の作品発表会」。第5弾の今回は、金工展。

● 『藤澤崇彦 金工展』 -用を容れるかたち-
   場所:ギャラリー・茶房 歳時季
   JR、東京メトロ「荻窪駅西口より徒歩1分」
     → http://www.studio-y.jp/saijiki.html
       (※「スタジオY」さんという美容室のサイト内)
   入場:無料
   ※喫茶店でもあるので、何かオーダーしたくなるかと思います。
   2006.05.02(tue)~05.31(wed)/平日10:00~22:00(最終日17:00まで)
                       日曜・祭日12:00~19:00
             

藤澤さんの作品を観るのは、今回が初めて。
前回のグループ展のときは、何故だかご縁がなく、伺えませんでした。
で、作品を拝見しての感想。

   「めちゃめちゃ親近感。」

元々、藤澤さんのご自宅と私の出身高校が同じ街にあったり、
藤澤さんご自身と私の妹が同じ高校を卒業していたりと、
簡単に言うと、「地元民つながり」的な親近感は感じていたのですが。
年齢も近いですしね。

今回は縁あって、ご本人を交えて作品を鑑賞しつつ、直接触らせてもらったりしたのですが、
作品の手触りっていうのが、何かね、ちょうど良い感じだったんです。
こう、ご本人の手を見つつ、「この手で作ったんだなぁ~。」という感じがするというか。
ぬくもり感?

まず、みんなの一番人気?香炉のはずの、灰皿。
           
           
何かの生き物を彷彿とさせて、可愛いですよね。一つ、欲しいなぁと思いました。
 (ちなみに、今回の展示物は購入することが出来ます。)

ペーパーウェイト。
           
素材はステンレス。ステンレスにうるしが塗られている作品を私は初めて観ました。

壁のオブジェ。
               
               
           

DMにもなっている花器。
               
器。
               
ペーパーナイフ。
           
ペンダント。
               

何て言うか、本当に器用。
で、唐突に「指輪を作って下さい!」とお願いしたのは、私の同期の子。(笑)

確かに、作れるでしょう、藤澤さんなら!

私はといえば、多分、しばらくは、
藤澤さんの手をじっと凝視してしまうことが増えるように思いますが、あしからず。。。

でも、立体って面白そうですね。


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流れ星 [知人の作品発表会]

ちょっと語弊があるかもしれない、「知人の作品発表会」。
第4弾になる今回は、演劇です。

友人が自主制作映画の主演をお願いした女の子が所属している劇団
東京セレソンDX 」の最新作『流れ星』。
セレソンさんの舞台を観るのは、これで2回目で、
1回目は、その彼女が出演していた作品を4年くらい前?に拝見しています。
 (作品名等不明です・・・。ごめんなさい。ちょっと可愛そうな役だったのですが。)
今回は、その女の子が出演しているわけではないので、
「知人の・・・」というのは相当語弊があるのですが、
良い舞台だったので、是非!と思って記事にしました。

今回はなんと、ケロンパ、こと、うつみ宮土理さんが出演。
テレビで観るのと同じか、それ以上に可愛らしい雰囲気をお持ちの方でした。

●『流れ星』
  劇場:中野ポケット
  チケット:前売り¥3,500/当日¥3,800 日時指定・全席指定
  2006.05.09(tue)~05.21(sun)/14:00~(土日)、19:00~(最終日は14:00~のみ)
             

舞台のストーリーは敢えて書きませんが、久しぶりにホロリとしてしまいました。
正直、
映画とかドラマで同じ内容の作品を観ても泣けないかもなぁ・・・とは思ったのですが、
(失礼・・・。)
舞台だからこそ、というか、
ライヴのパワーが胸にグッときたという感じ。。。
もう、気付いたら、ホロホロ泣いてしまっており・・・。

いやぁ、本当に良い舞台でした。初日でしたしね。
客席には、伊原剛志さんのお姿も。

帰りには、行きがけに気になっていたお店で夕食。
じゃーん!!!その名も「佐世保バーガー」!劇場であります中野ポケットに行く途中にあります。

何でも・・・。都内で佐世保バーガーが食べられるのは、
つい先日OPENしたらしい、池袋ナンジャタウンの「 ビックマン 」を除いては、
中野、高円寺にある「ザッツバーガーカフェ(ZATS BURGER CAFE)」のみのようです。
 ※「ビックマン」は千葉にある「 東京パン屋ストリート 」にも出店中。
  っていうか、「東京パン屋ストリート」もナムコさんが経営してるんですね・・・。
  コンセプトが似ているなぁとは思っていましたが。今、知りました。

で、肝心の佐世保バーガー。
私の撮った写真があまりにもイマイチなので・・・。
 (掲載するのも憚られるくらい。。。)

しうさんのブログ「ポタ食」にある、
  「佐世保バーガー ザッツバーガーカフェ(ZATS BURGER CAFE)」の記事を
  参考になさって下さい。美味しそうな写真。
   → http://eat-pota.cocolog-nifty.com/blog/2005/12/__0228.html
     (今から、リンクのお願いにあがります。。。事後承諾でごめんなさい。)

  余談ですが、ビールは「 ヒューガルデンホワイト 」もありました。
  上記のリンク先は瓶ビールですが、
  お店で出てきたのは生ビール風。どうなのかしら?飲まなかったので不明です。。。
  私の友人は、生のヒューガルデンが飲めるところを探し歩いていましたっけ。
  生でヒューガルデンを出してくれるところって、少ないんだそうですよ。

ということで、中野ポケットでセレソンさんの舞台を観た後は、佐世保バーガーをどうぞ。
私は、ヒューガルデンを飲みたい!(笑)


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碧(AOI)-vol.2- [知人の作品発表会]

「知人の作品発表会」。
このカテゴリー誕生の経緯はこちら。

   私の友人・知人には、
   絵を描いたり、作品を作っていたり、バンドをやっていたり、映画を撮っていたり・・・
   と、クリエイターと呼ばれる人たちが何故か多いのです。
   私自身は、美大出身でもなければ、はたまたミュージシャンでもなく。
   でも、趣味で、写真を撮ったり、楽器を演奏したりするのが好きなんですね。
   きっと、そういう「好き」という気持ちが、
   彼や彼女に出会うきっかけを与えてくれたのだろうと、素直に感謝していて、
   いつか、私なりのお礼をしてみたいな、と思っていました。

   とは言っても、今の私にできるのは、
   こんな作品展がありますよ~、とか、こんなライヴをやるらしいですよ、とか、
   このブログを偶然にでも見つけてくれた方へ、
   口コミしてみる、ということくらい。
   宣伝というには、あまりに軟弱で稚拙なもので、大変おこがましいのですが・・・。
   ほんの1mmちょっとだけでも、お役に立てたら、すごく嬉しいなぁ~と思う次第です。

   そして、作品展、上映会、ライヴetc・・・。
   同じカテゴリーでまとめるには、
   敢えて、「発表会」という言葉がふさわしいだろうと思い立ち、
   「知人の作品発表会」というカテゴリーの誕生と相成りました。

第3弾にあたる今回はこちら。
●『碧(AOI)-vol.2-』
  場所:ギャラリー52
  ホテル メトロポリタン エドモント 正面玄関前ビル
  「飯田橋駅A2出口より徒歩5分」
   ※リンク先削除しました。
  入場:無料
  2005.12.02(fri)~12.10(sat)/11:00~19:00(最終日17:00まで)
  木曜日休廊
        

   小林身和子 高堀正俊 松崎有希子
                        (50音順・敬称略)
  3人の作家さんによるグループ展です。

私は縁あって、小林さんと知り合いになって、彼女の絵を観るのは、これで2回目。
昨年の夏の個展を拝見したのが初めてですね。
そういえば、私が入院する2週間くらい前でしたか。。。
自分の身体よりも大きな絵を描く人で、初めて拝見したときは、
その大きさ・迫力に圧倒されました。

今回、彼女自身に会うのも、約1年ぶりでした。
彼女は今年の夏、女の子を出産したばかりなのです。
すごく小柄で華奢な女性なのもあり、妊娠2~3ヶ月目の頃は、
ひどく体調が悪かったようで、出産も困難を極めるのではないかと、
ハタから見ていて、痛々しい感じがしていました。
でも、出産後、安産だったというメールを貰ったときは、
本当に安心したのと、すごく嬉しかったこと。今でも覚えています。
なので、今回のDMを頂いたときは、
久しぶりに彼女に会うことが出来ると、心から楽しみにしていました。

さて、今回のグループ展。
グループ展というと、友人同士など、作家さん同士のつながりによって開催されるものが
多いように思うのだけれど、今回はギャラリーオーナーのセッティングによって、
3人の作家が集うというスタイルだそうで、搬入の時に、初めてお互い、顔を合わせたのだそう。
しかも、小林さん、松崎さんは「日本画」。高堀さんは「洋画」。
一見ジャンルが違う絵の組み合わせ。
なのにも関わらず、絵の雰囲気が絶妙にマッチしていて、
そういういきさつであることなど、微塵も感じさせないものでした。

小林さんの絵は、出産後、赤ちゃんを寝かしつけたあとに描かれたということで、
その創作意欲に、ただただ尊敬の念を覚えつつ、
前回拝見したものより、優しい雰囲気の絵になっているのが、素人目にも分かりました。
作家さんは、出産を機に、描くのを辞めてしまう人も多いそう。
だけど、それは嫌だったんだ、っておっしゃっていました。
「赤ちゃんを明かりで起こさないように暗がりで描いたからね。」とのこと。
そういう優しい母なる心遣いが、絵にも織り交ぜられているように感じました。

他のお二人の絵も、落ち着きのある色彩で、本当に品のある絵だなと思いました。
なかでも、松崎さんの絵は「蓮の花」、
高堀さんの絵は静物画のなかの「ザクロ」が、印象的でした。

今回、写真を撮らせていただくお願いもしそびれてしまいまして、
そんなこんなで写真はありません。。。
久しぶりに会って、話すほうに夢中になっているうちに、時間になってしまいましたです。

3人の方のプロフィールなどは、上記にある「ギャラリー52」さんのHPをチェック。
展示の様子も見ることが出来ます。(会期中のみのようです。)
ギャラリーのオーナーもね、素敵な方でした。
空気公団っていう私の好きなバンドがいるんですが、
その空気公団のボーカルの女性(「山崎ゆかり」さん)の雰囲気に似ている気がします。
メジャーなところでは「つじあやの」さん、かな?

小林さんは金曜日の夕方、お子さんを連れてくるようなこともおっしゃっていたので、
まだ行かれていない方は是非。
元気そうな彼女の笑顔にも会うことが出来ますよ。

それから、余談ですが。
小林さんと話しているときに、臨月を迎えている私の妹の話になり、
安産の秘訣のようなものを、「ふむふむ。」と聞いて、家に帰ってきてみたら・・・。
妹は無事に女の子を出産しておりました!(日付としては、12月7日のことです。)
安産だったのか、夕方には自分で電話をしてきたらしい。

それなら、おねーちゃんにも直々に連絡をおくれよ~。。。
なんて。

この日の朝、出かける前に、母親と「いつぐらいになるのかしらねぇ~。」と、
話していたばかりだったのもあり、
まさにタイムリーな姪っ子の誕生に、疲れも一気に吹き飛びました。


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OAO MIX(@CET05) [知人の作品発表会]

「知人の作品発表会」。第2弾。

今、話題?の東京都東側エリア。
ちょうど、山手線の東側から隅田川にかけての、周辺一帯。
老朽化して、使われなくなった古いオフィスビルや、一軒家などの
建物を改装し、ギャラリーなどに再利用している試みがあること、知っていますか?
そして、ここに住まう人もいます。
住む人については、雑誌などで、記事を見かけたことのある人は、
イメージだけでも、ピンッと来るかしら?私も、相当憧れています。
●東京R不動産
  → http://www.realtokyoestate.co.jp/
そして、その都市再生計画と言える、
「セントラルイースト東京」というムーブメントの集大成であるイベント。
それが、「CET05」。
●CET05(Central East Tokyo)
  → http://www.centraleasttokyo.com/
今年のテーマは、ロジカルトーキョー。
「路地」「ロジック(論理)」「ラディカル(革命的)」のロジカルだそう。
ふっと、迷い込む路地に新たな発見をしてみる。
散歩好きには、たまりませんね。総勢66組のアーティストが参加しています。

で、まずは、そのなかの1組をご紹介。
  『OAO MIX』
   場所:8-Factory 1F (八丁堀エリア)
   入場:無料
     → http://www.centraleasttokyo.com/archives/000288.html
   2005.10.01(sat)~10.10(mon)/12:00~20:00(最終日18:00まで)
           
OAOとは・・・
   「森 麻衣子/高山奈美枝/さいとうゆき の3人からなるユニット。」
       ちょっとしたコツをつかむと毎日はけっこうあたらしい。
       映像・写真・イラストで作り出す空間の中。
       ぐるぐる回る渦巻きに、うっかり 飛び込んだら、
       よゆうのバタフライ で乗りきろう!!(HPより。)
それぞれ、
 映像(森 麻衣子さん)、写真(高山奈美枝さん)、イラスト(さいとうゆきさん)担当。

そもそも、会場である「8-Factory」という場所。
築50年余りの木造一軒家である、元「ふすま屋さん」の古さを生かし、
その1Fをギャラリーにしているのだ。
そして、普通に人が暮らしていて、どこまでが展示?と言わんばかり。
そういうわけでか、和む。
みんな、ゴロッと座り込んで見てますね。(上の写真参照。)

ここに3人の作品が、上映・展示されています。
またまた全体的に、赤みがかった写真になってしまいました。
申し訳ないです・・・。

まず、玄関を入って、左側。
 「さいとうゆき」さんのイラスト作品。
               
和みスペース上部。この写真では、あんまり上手く伝わらない・・・。
           
           
そして、イラスト。これ、全部、頂けるのですよ!どれにする?
           
           

右側には。
 「高山奈美枝」さんの写真。
               
           
フォトブック。素敵です。
           
           

そして、正面では。
 「森麻衣子」さんの映像。(むむ。写真に上手く撮れなかった・・・。)
               
ので、HPより、拝借いたしました。
もっと良い写真がありましたら、お願いします。(ずうずうしい・・・。)
     

○森麻衣子さんとは(←他人行儀?(笑))、
 以前、彼女が映画を撮るときに、お手伝いをしたのがきっかけで知り合いました。
 その後は、あまり会わなくなって、3年前くらい?に「tahiti 80」という
 フランスのバンドのライヴ会場で偶然、会った・・・。
 今回も、それ以来。
 でも、そのときも、今回も、彼女は、
 「○○~!」と私の名前を呼び捨てにしてくれる。
 私は自分の名前にコンプレックスもあった時期もあるくらい、
 あまり、この名前が好きではなかったりする。
 でも、彼女に、そう呼んでもらうと、何かイケてる名前のような気がしてくるから不思議。

 彼女は「映画、辞めちゃった~。」と言っていたけど、別にそんなことは良いのです。
 多分、彼女の作品のファンは(私も含めて)、
 形態がどうの、ということには、みんな、きっと、こだわっていないのです。
 何か、作っていてさえいてくれれば、それで良いのです。本当に。
 案の定、今回、観せてくれた作品も、安心して観ることが出来たし、
 なあんも、心配していないのですから。
 それよりずっと、このまま、何かを作り続けていて下さい。お願いします。

○高山さんの写真。
 うう~ん。ただただ、うなるばかり。
 素敵!!!好きです、私。
 もっと、もっと、観たかったなぁ~。
 また、作品展をやるときには、是非、声を掛けていただけると嬉しいです。
 そして、私にも、その爪の先ほどで構いませんから、
 エッセンスを分けてやって下さい。

○さいとうさんのイラスト。
 いやぁ。いいなぁ。
 私、絵を描くのが、すっごく苦手なんですね。
 それで、美大も諦めたっていう・・・(苦笑)半分、冗談。半分、本当。
 だから、イラストをいただけるって、聞いたときには、
 あの、非常に、分かりにくい反応だったかもしれないけれど、
 かなり、テンション上がりました。
 そして、ずうずうしいお願い。
 いつか、豚の絵と、注射をしている女の子の絵を描いてください~。
 豚ちゃんは、私の命の恩人。(豚のおかげで糖尿病患者は生き延びてこれたのです。)
 注射は、文字通り。自分で今、打っているので。
 モデルが必要なら、喜んで行きますから。
 
何となく、天井。剥き出しですね。
           

お隣では、
  『komatu+miyata MIX』
   場所:坪井邸駐車場 (八丁堀エリア)
   入場:無料
     → http://www.centraleasttokyo.com/archives/000289.html
「寒いっす!」と言っていた彼の姿が忘れられません。
今日も、明日も雨だから、ちょっと心配。

そして、ここから、地図を頼りに歩くこと、数分。
  『伊藤知宏 IST』
   場所:千代田会館3F (八丁堀エリア)
   入場:無料
     → http://www.centraleasttokyo.com/archives/000283.html

おぉ~。写真を撮り忘れてきてしまったけれども。
基本的に大きな絵を描く人のようです。
去年、武蔵野美大卒業したばかりとのこと。それには、びっくりしました。
そして、部屋にあった、「流し台」。
あれは、拾ってきたらしいですよ。そこ、ポイントです。

え~。早く、この記事を書きたかったんですが、今日になってしまいました。
ごめんなさい。
「CET05」は、早くも明日まで。
生憎の雨模様ですが、それぞれ一見の価値ありです。
「八丁堀エリア」の他にも・・・
「日本橋エリア」「神田・大手町エリア」「馬喰町(ばくろちょう)エリア」があります。
会場にて、パンフレットと地図をいただけるはずなので、
それを頼りに路地を彷徨うこと。それが、醍醐味でもあります。

きっと、その先で、あなた好みのアーティストに巡り合えると、思いますよ。


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"0から680まで" [知人の作品発表会]

私の友人・知人には、
絵を描いたり、作品を作っていたり、バンドをやっていたり、映画を撮っていたり・・・
と、クリエイターと呼ばれる人たちが何故か多いのです。
私自身は、美大出身でもなければ、はたまたミュージシャンでもなく。
でも、趣味で、写真を撮ったり、楽器を演奏したりするのが好きなんですね。
きっと、そういう「好き」という気持ちが、
彼や彼女に出会うきっかけを与えてくれたのだろうと、素直に感謝していて、
いつか、私なりのお礼をしてみたいな、と思っていました。

とは言っても、今の私にできるのは、
こんな作品展がありますよ~、とか、こんなライヴをやるらしいですよ、とか、
このブログを偶然にでも見つけてくれた方へ、
口コミしてみる、ということくらい。
宣伝というには、あまりに軟弱で稚拙なもので、大変おこがましいのですが・・・。
ほんの1mmちょっとだけでも、お役に立てたら、すごく嬉しいなぁ~と思う次第です。

そして、作品展、上映会、ライヴetc・・・。
同じカテゴリーでまとめるには、敢えて、「発表会」という言葉がふさわしいだろうと思い立ち、
「知人の作品発表会」というカテゴリーの誕生と相成りました。

では、書いてみようと思います。

● トキ・アートスペース企画
  『サト・カヨ展』 "0から680まで"
   場所:トキ・アートスペース
   銀座線「外苑前駅3番出口より徒歩7分」
     → http://homepage2.nifty.com/tokiart/
   ※リンク先変更しました。
   入場:無料
   2005.10.03(mon)~10.09(sun)/11:30~19:00(最終日16:30まで)
        

実は、サト・カヨさんの作品を観るのは、これが初めて。
今までは、写真やイラストが主で、映像で、なおかつ音楽付きのものはなかったのだそう。

入り口を入ると、すぐに
  
こちらにも、作品名があったかもしれない。
のに、訊きそびれてきてしまいました。

映像作品は、以下の3点。

   「an atomosphere」
   「0から680まで」
   「ストライプス」

個人的には、表題作の「0から680まで」に、一番グッときてしまいました。
東北道という、またまた超☆個人的に、懐かしさのこみ上げる道路の連続に
色々な思いを馳せつつ(かな~り苦めのテイスト。)
1枚・・・。また1枚と切り取られていく、その瞬間の連続に、
もう、2度と同じ空、同じ空気、同じ時間が、
写し撮られることはないのだなと、ふと思う。
決して、後戻りなど、出来ないのだ。
また、同時にそれは、動きつづけて生きるものの、宿命のようにも思う。

あなただって、私だって、心臓がバクバク動いているでしょう?

そして、当たり前のようだけど、ひどく忘れがちなことは、
"0"の次はいきなり、"680"ではないのだ。

"0"の次は"1"。"1"の次は"2"。"3"、"4"・・・、と続き、
そして、いつしか"676"、"677"、"678"、"679"へと繋がり・・・
ようやく・・・。"680"である。

この作品の上では、10kmごとのカットなのだけれど、
浦和から青森中央まで、10kmごとに、シャッターが下ろされる。
「カシャリ。1カット。」
そして、また「カシャリ。1カット。」

カシャリ。1カット・・・カシャリ・・・カシャリ。
はて???今、何カット目?

これって、すっごく身に覚えがない?
なんだろう。
それって・・・。

「点と点を繋いでいくと、いつしかそれが、道になる。」
ブログを書くことを勧めてくれたある人は、私にそう言ってくれた。

その点の上で、私達は必死にもがく。
その点の上で、私達は怠惰にやり過ごすこともできる。
その点の上で、私達は笑い、泣き、わめき、怒り、喜び、悔やんだりする。
 
その点の上で、私達には今、何が出来るのだろう?
 
 
実際に、680kmというゴールが見えているものって、そう多くない。
だからこそ、いっつも、ごく普通にやっていることだからと思い込んで、
結構、適当にあしらってしまう、例のアレにスポットを。

もしかしたら、次の点がゴールかもしれないよ?

なあんて。

~ 日常を愛する人へ ~

        
             

●サト・カヨHP
 → http://www.satokayo.com/   
●サト・カヨさんのコラムが読めます。
 → http://www.peeler.jp/special/index.html

そして、こちらは今和明さんの写真展
  『東京パノラミックス』
   場所:キャノンSタワー 2階オープンギャラリー
   JR品川駅港南口より徒歩8分
   京浜急行品川駅より徒歩10分
     → http://cweb.canon.jp/s-tower/floor/1f/index.html
   ※リンク先変更しました。
   入場:無料
   2005.09.21(wed)~10.08(sat)/10:00~17:30
   休館:日曜・祭日
        

実は、私自身と今さんの接点は、昨日、軽く会釈をした程度という感じなのですが、
サト・カヨさんを語るうえで、欠かせない人物の一人であると言えると思います。
併せて、足を運んでみてはいかがしょう?

P.S.
 結局、写真もイマイチな感じ。ごめんなさい・・・。


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