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ある日の日記(その1) [日常の一コマ]

ある日の日記(その1)。

   2月某日。

   私、彼女たちには幸せになって欲しい。
   まぶしすぎてひがむ気持ちすら、白日のもとにさらして欲しい。

   どうか。どうかお元気でお幸せに・・・。
   って、また会えるけど。(笑)

   人に優しくされるのに慣れていなくって
   上手く返事ができなかった。

   でも・・・。どうもありがとう。助かります。

   私の瞳からさめざめと流れ出る液体は、
   私の中の魂の、傷口から吹きだしている血液なのではないかと思う。
   血を流している。報いを償うようなつもりで。
   罪と罰。聖者のような顔をして、一番の裏切りを。
   今はただ、それが見つかるのを恐れている。

   哀しくなんかない。痛みだってたかがしれている。
   自分の犯した過ちにくらべれば。

   生きることは罰を受け、悔い改めることだ。
   苦しいことだが、一つ一つ乗り越えるたび
   大きくなり、優しくなり、楽しいことや嬉しいことの意味を知る。

   笑って乗り越える人もいる。
   みじめな気持ちで嫌々進む人もいる。

   どちらも行く先は同じ。同じなのだ。

   前に進んでいるのなら、現実に後退しようとも留まろうとも
   それはなんでもないこと。
   ココロが大きくなっているのなら。

   目に見えない、本当のことを見通しながら
   少しずつ少しずつ自分の足で歩くこと。

   透明な真っ直ぐの顔を向け、笑って。

   私はそうして歩いていこう。


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