ハートで感じる英文法--会話編-- [お気に入り(TV)]
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2006年2月9日。
私の中の「English fever」みたいな、変な熱が
ようやく落ち着いてきたので、少し、書き直しました。
相変わらずで、すいません・・・。
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「お気に入り(TV)」の第2弾。
『NHKテレビ 3か月トピック英会話』から、「ハートで感じる英文法--会話編--」。
第1弾も、同じく『NHKテレビ 3か月トピック英会話』から、こちら。
( リンク先参照 → 「 1日まるごと英語で話そう!--意外に知らない日常表現-- 」 )
つい先日、出演されていた詩音さんから、直々にコメントを戴いて嬉しい限りです!
それにしても、ものすっごい反響ですね、「ハートで感じる英文法」。
(なんて、本当は冷静に書いている場合じゃないです!!!)
昨年の7~9月期に放送されていた「ハートで感じる英文法」は、テキストがムックになりました。
ハートで感じる英文法―NHK3か月トピック英会話 (語学シリーズ)
- 作者: 大西 泰斗
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2005/12
- メディア: 単行本
昨年末には、番組の全12回中8回を抜粋したものが「冬休みスペシャル」として放送済み。
この「冬休みスペシャル」も、何回か再放送されているように思います。
そして・・・。
あ、他の4回も観てみたい?
と、ここでDVDの発売です。まさに、いたれりつくせりな、リリースラッシュ。
今期(1~3月)は、新番組として「ハートで感じる英文法--会話編--」が放送されています。
この番組のシリーズ最大の特徴は、
ネイティブスピーカーの感覚で英文法を感じて理解すること。
また、今期のタイトルに「--会話編--」としてあるのは、
「英文法を呼吸にまで高める」ことで、会話において「英文法こそ強力な武器になる」。
そのことに主眼をおいているから。
「英文法を知らなくても、会話は出来る!」
なんて、よく聞きますね。
だけど、その会話をより高みに上げるためには、「英文法が有効」になってくる・・・と。
もちろん、規則を暗記しなきゃいけない、あの文法ではありませんよ。
今まで習ってきた文法と、この番組の言う「英文法」は少し感触が違っています。
もっとね、立体感があるというか。
私は英文法はおろか、簡単な会話すらままならないので、
本当の意味で、「英文法」の、その有り難味に到達するまでには、
まだまだ時間がかかるかもしれません・・・。
ですが、毎回毎回、見逃せない。
だって、
この番組を観た後に、何か英文を読んだり、聴いたりすると、
習ったばかりの文法が、小さくも活き活きと息づいている気配がするからです。
その言葉の温度感がわかるというか。
そして、何よりも、観ていて、私を元気付けてくれるのは、
講師の大西泰斗さんの不思議さ。(笑)
ちょっと面白いっていうか、変わっているっていうか。(苦笑)
気になる。
・・・なんて。
そもそも、つい先日の1月29日。
遅まきながらもようやく録画していた「冬休みスペシャル」を観始め、
最初の2回は、「へ~。」って感じで、ちょっと冷めた目で観ていた自分がいたわけですが、
(それでも、その内容にはいたく感激。)
「『躍動する』進行形」の回。
「わしゃわしゃ~。」
大西先生とクリスさんというダンディーな?男性お2人が、
両手をね、ワシャワシャしている。
(大西泰斗先生とポール・クリス・マクベイ先生は連名で著作を出版されています。)
イメージとしては、目の前にいる可愛い子供の頭をなでまわす感じ?
「わしゃわしゃ~。」
とにかく私は、このお2人の「ワシャワシャ」攻撃に、と~っても癒されてしまいました。
その後は、もう完全に惹き付けられてしまい、
私は思わず「大西先生に恋でもしているんじゃないか?」と、
勘違いしそうな勢いで番組を観ています。(苦笑)
毎回、先生の醸し出されるその不思議なムードがまた、可愛らしく見えて仕方が無い。
(今期は少し控えめでいらっしゃるような感じがしますが・・・。)
大人の男性に向かってねぇ。失礼しました。
だけど、
「キャア~。ヒロト~。」ってなもんである。
(大西先生のファーストネームは「ヒロト」さん。)
ボルテージは上がる一方。
全く持って、お恥ずかしい限り・・・。
あ、もしかして、その掛けていらっしゃるメガネも輪をかけているのかしら?
この記事は、あの『メガネ男子』の続編だったの???
( リンク先参照 → 「 メガネ男子 」 )
それにしても、スタイリングは、毎回、どなたがなさるのでしょう?
毎回、素敵ですよね。やっぱり、スタイリストさんなのかしら???
まぁ、メガネはともかく。(苦笑)
今まで、本当に苦手としてきたことを、あんなに明快に言い切ってしまう人。
救世主?白馬の王子?
私にとってはそんな感じなわけです。
(いや、著作等はお2人で書いていらっしゃるわけだから、ここは複数形が正しいのだけれども。)
え?大袈裟?
いやいや。
きっと、そんなあなたは、
今までの学習方法でも英文法を十分に理解できた素晴らしい能力をお持ちの方なのでしょう。
そもそもね。
英語の勉強が嫌いな私。
特に、英文法がもう、本当に大嫌い!!!だったんです。
初めから、すっごく嫌いだったんですね。
「はぁ?」って感じで。
だって、日本語を話すのに、そんな文法を使う、なんて一度も考えたことがないから、
全く理解できない。
なので、昨年の7月。
確かに、第1回目の放送を見逃したからという理由で、番組を丸々観る気を失ったとは言え、
本当に見逃してきたのは、多分、それだけが原因ではないように思います。
やはり、そこは「英文法」というタイトル。。。
もう、それだけで拒絶反応。。。
でもね、反響も大きいようですし、今期は一応観てみようかな、なんて軽く思って
「冬休みスペシャル」もビデオに録画。
結果・・・。
良かった・・・。
出会えて良かった~。(嬉)
人様が、「これ、良いよ。」と薦めてくれていることは、素直にちゃんと聞いておくべきですね。
私、ここでもまた一つ学びました。
多分、この番組に出会えていなかったならば、
私はずっと、英文法から逃げ続けていた自信があります。
下手したら、一生です・・・。
本当に、本当に危ないところでした。
さて。
私がこの番組の中で、特に好きなのは、
「ネイティブスピーカーは、この違いをはっきり説明できるでしょうか?」というコーナー。
「冬休みスペシャル」から取り上げると、例えば・・・。
「He turned towards me.」
「He turned on me.」
この2文の違いを、クリスさんが街頭でネイティブに説明してもらうコーナーなのですが。
単語の英英辞典ならぬ、文法の英英辞典。しかも、生の英語ですもんね。
すごく面白いです。
ちなみに、上記の違い(「on」の感覚)が分かると、
「She has a lot on her mind.」
という文章のニュアンスがね、肌で分かるんです。
あぁ・・・。もう、本当に気が重いだろうなぁ・・・。なんて、リアルな感覚がドンッと来ます。
この、「ニュアンスを掴む」ということは、こんなところにも登場します。
例えば、過去形と現在完了形の違い。(私はそんな言葉があったことすら、忘れていました。)
「We've been partners for 5 years.」
「We were partners for 5 years.」
この違い、分かりますか?
今の私、番組を観ているので、もう、ピシャッ!と即答できます!(強気)
ともかく。
知らなかった・・・。全然、知らなかったことばかりです。
「must」と「have to~」は同じ意味だと言ったのは、どこの誰!!!
「will」と「be going to~」も微妙に違うじゃんか!!!(これは以前、観ていました。)
などなど・・・。
そもそも、英語という、日本語とは全く違った文化や背景を持つ言語を
無理やり、「日本語訳」という型に当てはめようとするからこそ、
こういう歪みが出てしまうんでしょうね。
英語は英語として。日本語は日本語として理解すること。
唯一、共通するのは、フィーリングだけ。
もちろん、こういうフィーリングだと、お互いの言葉で説明することは出来ても、
肝心の核になる部分は、自分で感じるしかないのだなと思いました。
私は今、養老孟司先生著『バカの壁』を引用してまで、熱く語りたい気分です。
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( ここから、自分の考えがまとまっていないのに書いているので、
自分でも何が言いたいのか。
「?」
でも、敢えて、残しておきます。 )
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事実、冠詞の「a」と「the」の違いについては、養老先生も同じことを書いていたもの。
この点については、
私がお世話になっている座禅堂のある、とあるお寺にて、
主幹をされているお坊さんからも、同じようなお話を「法話」として伺っていました。
そして、これらを「英文法」として言い切ったのが、大西先生&クリス先生ということ。
知覚論とでも言うか。
きっと最後に行き着くのは、「自分を知ること。」なのかもしれません。
そう。
大西先生は番組の最初のほうで、こう言っていらっしゃいました。
「私達、外国人は・・・。」
この視点。
私は、これそのものに目がウロコでした。
私は「日本人」なんだから、ネイティブの視点から見れば「外国人」。
それは当たり前なんだけど。
でも、「自分が英語を話したい!」と思うとき、
「私は外国人。」ということを踏まえて考えているかというと、
全くそうじゃなかったな、と思うわけです。
いつか、「英語がペラペラと話せるようになれば、私もネイティブの仲間入り!」
厚かましくも、そんなふうなことを考えていたように思うんですね。
最近使っているテキストの著者である千田先生も、こう書かれていました。
「TOEICのスコアが高ければ高い人ほど、英語に対して謙虚になる。」
と。
最後に立ちはだかる大きな壁。
きっと、そこには「私は外国人(non native)。」という壁があって、
それはきっと、どうしようもないんですね。
だって、日本で生まれ、日本で育ち、日本語を母国語として私は育った。
だけど、その壁を疎ましく思うんではなく、そんな壁があることを認識しつつも、
壁の向こうにちょっとだけ行ってみようかな、という感覚?
そして、どこまで行っても、どこでどんな言葉を話そうとも、何をしようとも。
私は「日本人である。」ということ。
それを忘れたくないなぁ。。。なんて、ふと思ったりしたわけです。
私は今、日本人として、英語を英語として、話せるようになりたい。
うん。頑張ろう~。
気がつけば、
番組の内容とは関係ない話を長々書いてしまいました。。。
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出演は、鴻上尚史さん、いとうあいこさん、ジャスミンさん。
そして、ポール・クリス・マクベイ先生に、大西泰斗先生。
<テキスト>
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(※新しくウィンドウが開きます。)
<CD>
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(※新しくウィンドウが開きます。)
●NHK出版 語学テキストガイド
→ http://www.nhk-book.co.jp/gogaku/guide/
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2006年2月18日。追記。
今年度のテキストガイドページがアップされていました。
●NHK英語講座 公式ガイド
→ http://www.nhk-book.co.jp/gogaku/2006/
4月からの『3か月トピック英会話』には、栗原はるみさん登場!
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「3か月トピック英会話」
NHK教育テレビ
放送 *** 木曜日 23:10~23:30
再放送 翌週水曜日 06:50~07:10
12:10~12:30
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NTV系列で、土曜日に放送されている『 世界一受けたい授業 』という番組がありますが、
大西先生は、その番組に大変向いているお方ではないかと、お見受けいたしました。
私がプロデューサーだったならば、確実にオファーを出していますね。
・・・なんて、素人が思うくらいですから、もうとっくに?(笑)
私としては、そこに、生徒役として、詩音さんがまた出演されたりしていたならば
(既に出演されていらっしゃいましたので。)
『NHKテレビ 3か月トピック英会話』、両方のファンとして、非常に嬉しかったりもするわけですが。
やっぱり、そんなことは難しいんでしょうか???
●大西泰斗さん&ポール・クリス・マクベイさんのオフィシャルサイト
→ http://www.englishatheart.info/
大西先生は各地で講演会などもされているようです。
2/8の東京会場・・・。うぅ・・・。近い・・・。
でも、もう既に定員だそうです。
次回こそは是非、そのお話を拝聴しに伺いたいものです。
でも、競争率、高くなっちゃっているんだろうな・・・。(泣)
こんにちは、Sherryです(かものはしさんのブログって内容濃くていつも楽しくよませて頂いています。)
私も「ハートで感じる英文法」は初回放送を半分くらいみました。テキストは3冊とも持っています。先日、本屋さんで3ヶ月分が1冊にまとまっていたので、嬉しいやら、悔しいやらの気持ちになりました。ここぞとばかりに山積みにされていたし、POPも貼り付けてあったので、きっと購入者も多いことだろうと思います。
私は英語は、今英会話に行ったりなどして、勉強中です。英語の話題で盛りあがれるというのは、楽しいというか、日本も変わったなぁと思います。英語を楽しみませう!
by Sherry (2006-02-04 18:12)
ちょうど今3月のTOEICに向けて英語漬けの毎日なんですよ~。単語力の不足を何とかすべくひたすら暗記の毎日なので、気分転換にこのテキストちょっと見てみようと思います。ちなみに文法はもう捨てましたが、これを読んだらちょっとはマシになるかもですね。
by taeco (2006-02-05 01:57)
Dear Sherry
コメント&nice!、ありがとうございます!
濃い、っていうか、長いですよね、私の記事。(苦笑)
分かってるんですけど、
自分の気が済むまで書くとこうなっちゃうんですよ・・・。
温かい目でお付き合い戴けると嬉しいです。
番組の件。そうでしたか!観ていらっしゃいましたか~。
テキストはもう品切れで購入できないので、
番組の遅まきファンとしては、
そのテキストのほうが貴重に見えますよ。
是非、大切になさってくださいね。羨ましい・・・。(笑)
私は、本当に英語が、苦手なのですが
(TOEICのスコアもすごく低いんです・・・。)
今年は重点的にチカラをいれていきたいので、
続々記事を書いていきたいと思っています。
そのときは、是非アドバイスなど戴けると幸いです。ではまた。
Dear たえこ
コメント&nice!、ありがとうございます!
> 文法はもう捨てました
分かります、それ!私もこないだのTOEIC受けたんですが、
文法・誤文訂正問題を最後にまわして、60問を15分で、
問題もろくに読まずに、勘でマークして帰ってきました(苦笑)
(この辺り、別途記事を下書き中です。)
なので、たえこさんにも、この番組はオススメかもしれません。
何回か、続けてみていると、「すごーい!」って思えると思うので。
是非是非。それでは。
by かものはし (2006-02-05 06:55)
かものはし様、
はじめまして!!
愚BLOGにナイス&TB、ありがとうございました!!
小生もほんとうに「出会えてよかった!」です!
今、この番組がみれる「若い:-)」人たちがほんとうに
うらやましいですわい :-)
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今後ともよろしくおねがいします。
by Kimball (2006-02-14 00:28)
Dear Kimball
コメント&nice!、ありがとうございます。
Kimballさんのブログは、決して愚ブログではないですよ~。
そして、おっしゃるとおり、
このスタイルの英文法から習い始める学生さんは「英語難民」には
なりにくいと思いますね。
大西先生&クリスさんにもっと早く出会いたかったです。
by かものはし (2006-02-17 21:06)